川﨑ありさの現代詩

現代詩を書いて投稿します。

芸能人

自分の人生の価値のなかった

ぶんだけの

時間を取り戻すみたいに

いまをとりあえずで

埋めていけ


余分に

なにか摂りすぎて

太りすぎたみたいな

頭になってきて


今の時代をつくるのに

飽きちゃったみたいで

飴玉ぺろぺろ


過去の名場面を

振り返ったって

だからといって

そこにすら

これといって


自分はただただシンプルに幼児なだけだったんだって


パッと脚光をあびる

いまの人たちを

歓迎しているようで


全く受け入れきれなくって

消えてってほしくて

仇を見せまくってってほしくて

でも自分だけは

まだまだまだまだ

見ていたくって


文字だけ

わざと難しくしちゃうから

自分で見返すのすら

億劫になってって


どんどん負のサイクルに

ハマってく

プラスのものを

生み出してるはずなのに


結局映像で埋めることでしか

時間を使えない

きっとわたしは

たったそれだけの

一般庶民だったっだだんだったんだって