川﨑ありさの現代詩

現代詩を書いて投稿します。

隠ぺい大作戦

証拠隠滅のために

買ってきた花を

また自分でその証拠を

もっかい

揉み消しちゃうみたいな

 


そんな日々を送っては

もうお返しがきかないくらいに

なくしちゃっててね

 


停車駅のサバを読んで

自分の距離がさらにちかいんだと

強調してみたい

足掻いてみたかった

そりゃそうだった

 


どうせ時刻は変わらないのに

それをまた

誤魔化すみたいな

使い方を

公共交通機関がされるようになったのなら