川﨑ありさの現代詩

現代詩を書いて投稿します。

終わりからの始まりそれが本音

きっとそれが叶わないと

知ったのなら

消えゆくものって

あるような気がしないようで

気がする


僕はすごく小さな子ども

幼い幼いかわいい赤ちゃん

きみはぼくが産まれてくるのに腹を痛めてくれたわけじゃない

いっちゃったら

血の繋がりなんて微塵もない


自分の都合のいいものしか

身近に置く必要なんてない

僕だってそう

僕がたったそれだけのいい例だ


1日暇が潰せりゃもう連絡はおざなり

そんな友達が溢れかえる

今日この頃


でもでも僕がそれを

拒んだりでもしたら

きっと今みたいな接し方はしてくれない

きみから触られるなんて

気色が悪くて吐き気がする

きみの臭いを嗅いでると

気色が悪くて吐き気がする

でも繋ぎ止めなきゃいけないもんもある

それは血じゃなく心なんだ

密接してるんだ

血を繋ぐふりして心をつなぐ

それは最大限の冒涜なのかもしれない

そこに心すらないのに


気味が悪くて吐き気がする


きみの顔面は終わってる

きみの声質も終わってる

きみの身体も終わってる

きみなんかとくっついたら

それこそ

僕の人生終わってる


きみが悪くて吐き気がする


でもでもはっきり言えたことでも無い

僕の心と経験が赤ちゃんすぎて

びっくりしただけ

でも

きみはまじで気持ちが悪い

きみはまじで気持ちが悪い

きみはまじで気持ちが悪い

ぜんぶがぜんぶ一緒に長生きしてほしい