終わりからの始まりそれが本音
きっとそれが叶わないと
知ったのなら
消えゆくものって
あるような気がしないようで
気がする
僕はすごく小さな子ども
幼い幼いかわいい赤ちゃん
きみはぼくが産まれてくるのに腹を痛めてくれたわけじゃない
いっちゃったら
血の繋がりなんて微塵もない
自分の都合のいいものしか
身近に置く必要なんてない
僕だってそう
僕がたったそれだけのいい例だ
1日暇が潰せりゃもう連絡はおざなり
そんな友達が溢れかえる
今日この頃
でもでも僕がそれを
拒んだりでもしたら
きっと今みたいな接し方はしてくれない
きみから触られるなんて
気色が悪くて吐き気がする
きみの臭いを嗅いでると
気色が悪くて吐き気がする
でも繋ぎ止めなきゃいけないもんもある
それは血じゃなく心なんだ
密接してるんだ
血を繋ぐふりして心をつなぐ
それは最大限の冒涜なのかもしれない
そこに心すらないのに
気味が悪くて吐き気がする
きみの顔面は終わってる
きみの声質も終わってる
きみの身体も終わってる
きみなんかとくっついたら
それこそ
僕の人生終わってる
きみが悪くて吐き気がする
でもでもはっきり言えたことでも無い
僕の心と経験が赤ちゃんすぎて
びっくりしただけ
でも
きみはまじで気持ちが悪い
きみはまじで気持ちが悪い
きみはまじで気持ちが悪い
ぜんぶがぜんぶ一緒に長生きしてほしい
許さないぞお前のせいだからな
24 35
食べたいものも食べすぎれない
食べたら素直に太ってしまう
この身体のサイクルが悪い
太ったらスタイルが悪いっていう
風潮になる
社会が悪い
わたしにカロリー制限をさせてる
わたしの頭の中と
行動の不一致が悪い
レポートを書き終えたのに
書式設定に手間取らせる
パソコンの臨機応変のなさが悪い
あとそれで
とりあえず自分は
視力が悪い
容量が悪い
運動神経が悪い
たぶん8割がた
生んだ親と周りの環境とそれを克服する道を選択してこなかった過去の自分のせいなんだ
なんでもかんでも
人や物のせいにするのが
悪い考えだっていう
発想を作り出してる
先祖まとめてみんなが悪い
ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ
みんなが悪い
ぜったいぜったいぜったいぜったい
みんなが悪い
みんなが悪いみんなが悪い
わたしをここまで苦しめる
いい加減みんながすべて悪いんだと思いしれよ
お前のせいだ
ほんとにほんとにほんとにほんとに
責任とってよ許さないから
みんなが悪い
いややっぱたぶん明日中には許すけどね
しぬいぬきぬ
何度も通ったみち
練習したまち
落ち続けたその場所
落第し続けた
そのひとつの風景に
きみを焼きつけに来るとは
思わなかった
最近あまり見ていなかった
きみは
鶏肉みたいにみえる
そんな姿になるなんて
造形は想像していなかったから
少し驚いた
すぐに立ち直った
それがわかっていたから
目で見えていて
気持ちで聞いていたことだったから
きみを待ってきみを焼く
人差し指にちょっとだけ灰がついたのが
きみの最後の遺言だとするならば
それはちゃんと報いたい
大事にするって
芸能人
自分の人生の価値のなかった
ぶんだけの
時間を取り戻すみたいに
いまをとりあえずで
埋めていけ
余分に
なにか摂りすぎて
太りすぎたみたいな
頭になってきて
今の時代をつくるのに
飽きちゃったみたいで
飴玉ぺろぺろ
過去の名場面を
振り返ったって
だからといって
そこにすら
これといって
自分はただただシンプルに幼児なだけだったんだって
パッと脚光をあびる
いまの人たちを
歓迎しているようで
全く受け入れきれなくって
消えてってほしくて
仇を見せまくってってほしくて
でも自分だけは
まだまだまだまだ
見ていたくって
文字だけ
わざと難しくしちゃうから
自分で見返すのすら
億劫になってって
どんどん負のサイクルに
ハマってく
プラスのものを
生み出してるはずなのに
結局映像で埋めることでしか
時間を使えない
きっとわたしは
たったそれだけの
一般庶民だったっだだんだったんだって